インソールとは?


インソールとは靴の中に敷いてある「中敷き」のことです。

元々靴の中にある中敷きは靴の中底にある縫い目や段差な

どから足裏を守るためのものであり、特別な機能を有してはいません。

 

市販されているインソールでは、サイズ調整であったり、クッション性の機能を持っているものなどがあります。

 

レディメイドインソール(成形しないでそのまま使用できるインソール)の場合は、安価で手に入れられるものから、高額なものもありますが、基本的には左右対称で作られているため、片足には合うが、逆足には合わないということも考えられます。

左右でアーチの状態が違うことを考えると過矯正になってしまったり、個々に適正なものか判断できない状態になります。


足裏のアーチとは?

 

足裏には3つのアーチが存在しています。

・内側縦アーチ(土踏まず)

・外側縦アーチ

・横アーチ

3つのアーチが高くなったり、低くなったり機能することで、

・全身の体重を支える

・衝撃を吸収する

・歩行時の蹴り出しを行う

などに役立っています。

 

しかし、スポーツや日常生活で筋肉の機能が低下したり、怪我をしたりすることでアライメントが崩れてしまい足裏のアーチがうまく機能しなくなってしまったり、逆に足裏のアーチの機能が低下することで全身のアライメントが崩れてしまうことも考えられ、それが原因で姿勢が崩れてしまったり、膝や腰にストレスがかかり痛みが出てしまう可能性が高くなります。

 

バランスが崩れた状態でスポーツやトレーニングを行うことで、本来働かせたい筋肉がうまく機能せず、別の筋肉が働いてしまう代償動作が起こり、捻挫などの急性傷害のリスクが高まったり、膝痛や腰痛などの慢性傷害にも繋がっていってしまうリスクも高まります